過敏性腸症候群(IBS)とは?
過敏性腸症候群は大腸に腫瘍や炎症など症状の原因となるような病気がないにも関わらず、おなかの調子が悪く痛みが続いたり、便秘や下痢などの症状が数ヵ月以上にわたって続く消化管の疾患です。排便することで楽になる腹痛と、下痢や便秘などの便通異常が主な症状であります。
症状が重症な場合、通勤電車に乗れないなど日常生活に支障を来すこともありQOLの低下が問題となります。
しかし、過敏性腸症候群(IBS)の辛さや大変さは理解されにくく気持ちの問題で片づけられてしまうこともあり相談もしづらいものです。
一般的に過敏性腸症候群(IBS)になる原因は特定されておらずその治療法はさまざまなことが言われていますがこのサイトでは当院が過敏性腸症候群(IBS)をどう考えどう治療してきたのかを解説していきます。
ストレスで腸は過敏になる
過敏性腸症候群のほとんどがストレスがきっかけで発症します。
ストレス状態にあると腸内で「セロトニン」という物質が分泌されその働きにより腸の動きが活発になり過ぎると食べたものが早く腸内を進んでしまうため十分に消化されずに症状が起こります。
さらにその症状が新たなストレスとなりさらに悪化していくようです。
食べ物の影響も大きく特に下痢型の患者さんには飲食した後に症状が現れる方が多いようです。
特定の物を食べると下痢をしてしまう場合もありますが、症状が進むと何を食べても下痢になる方もいます。
ストレスや食べ物など様々な原因が言われていますが当院ではストレスや食べ物などにより、胃や腸の働きである消化や吸収がうまく機能しなくなるために下痢や便秘を起こしやすくなってしまうというところに着目して施術を行っていきます。
鍼灸治療は過敏性腸症候群の治療において効果的です
当院における過敏性腸症候群の考え方をお伝えします。
まずはあなたのお話を聴いて症状の状態とともに、症状が起こりやすい場面や食べ物などを確認し、その人に合ったツボを考察し、触診にてお腹や背中の硬さを確認していきます。
当院での過敏性腸症候群(IBS)に対する施術は、まずはじめに症状と関りのある内臓に対して全身にあるツボの中からそれに関連するツボに鍼をすることにより内臓機能の不調を整えていきます。
また局所的に治療するだけでなく、全身に総合的にアプローチすることにより「自然治癒力」を高めていくことが必要だと考えます。
一度症状が改善しても、またストレスを受けることによって、再発することがあります。そうならない為にも、当院では「自然治癒力」を高めることが過敏性腸症候群(IBS)を改善することに必要だと考えています。
心も体も健康になれば、あなた自身が持っている「自然治癒力」が十分働くようになります。
過敏性腸症候群(IBS)は20代〜40代の女性に多く発症すると言われており、およそ10人に1人が発症している非常に多い病気ですがなかなか理解されにくく一人で悩んでいる方も多いようです。
当院ではこれまでに多くの過敏性腸症候群の患者さんと向き合ってきました。病院での治療では改善しなかった方やどこに相談したらいいのか分からない方などが鍼灸治療が有効であることを知りさらにその悩みの解決の手助けが出来たら幸いです。